10代 男性 膝が痛くてバスケットに集中できなかったオスグッド

年齢：15才　男性　高校一年生

住所：横浜市

部活：バスケットボール

中学校を卒業した3月中旬にオスグッド（膝の痛み）で来院されました。

中学の部活でバスケットボールをしていたところ１年前から膝に痛みを感じていたようです。

１年間はだましだましバスケをしてきたようですが、中学校を卒業後入学までの期間入学先の高校で練習をしていく中で、膝に痛みを抱えたまま続けているが心配になりご来院されました。

症状としては

• 歩く
• 走る
• 階段の上り下り
• ジャンプ
• しゃがむ

で痛みが出ていて、バスケットボールをおもいきり出来ない状態でした。

また、腰痛も抱えていて練習直後に痛むとのことです。

想大くんの場合は両膝にオスグッドによる痛みを感じていました。

特に右膝の痛みが強い。

高校入学前から練習に参加するほど期待されている選手です。

週に２回の練習をする中で、高校生のハードな練習に膝の痛みが強くなり、しっかり痛みなくバスケをしたいということでした。

想大くんの左膝は先天性の膝蓋骨分裂といって、通常１枚の膝のお皿の骨が２つに分裂している状態です。

痛みはないようでしたが、そういったものも膝に負担をかけてオスグッドを引き起こしている可能性がありました。

問診をしていても１５才とは思えないくらいしっかりしていて、明るく元気いっぱいの青年です。

高校入学前までには痛みなく思いきりバスケをできる状態を目標にしました。

膝が痛いといっても膝だけが悪いわけではありません。

だから膝まわりの筋肉をゆるめようとマッサージをしたり、筋肉をつけようとしても痛みが取れないのです。

多くの場合が痛いところに原因はなく他にあることがほとんどです。

では、何が原因かというと「カラダのゆがみ」です。

想大くんの場合

• 骨盤
• 背骨
• 腰の動き

にゆがみがあり、動きが悪い状態でした。

この動きの悪い部分が膝に負担をかけオスグッドを引き起こしている可能性があるので、いっけん痛みとは関係なさそうなこれらのゆがみを整えることでオスグッドによる痛みが解消される可能性があります。

さらに当院ではゆがみは「内臓疲労」から起こると考えているので、筋肉や骨だけでなく内臓を調整することでマッサージをしても良くならないオスグッドを解消していきます。

施術

ゆがみ（内臓疲労）を解消するため

• 首と骨盤の調整

さらにオスグッドに特化した

• 骨・筋肉の調整
• 皮膚の調整

を行いました。

施術後、はじめは深くまでしゃがむことができなかった状態から、だいぶ深くしゃがめるようになりました。

おうちでできるセルフケアを伝えて本日は終了です。

はじめの痛みを１０とすると７、８まで減少。

痛みはまだありますが深くしゃがめるようになりました。

本日は足関節の調整も追加。

施術後には一番深くまでしゃがんでも痛みはなし、違和感が残る程度です。

痛みは１０→３〜５。

はじめの痛みがかなり減少し、痛む場所が変わりました。

はじめ痛めていた場所が良くなってくると別の場所が痛むようになりました。

腰の痛みも気になるようです。

想大くんのようにはじめの痛みが少なくなってくると別の痛みが気になることは良くあることで、最初感じていた痛みが少なくなってきた証拠です。

膝は、片足スクワットをすると痛みで深くまでしゃがめない状態。

痛みは１０→２、３。

順調に回復してきているので、あと１〜２回で痛みはなくなりそうです。

痛みは、はじめを１０とすると０、１。

ほとんど痛みを感じない状態になりました。

本人がもうオスグッドによる痛みは気にならないとのことでしたので本日で施術は終了。

セルフケアを定期的に行うように指導して卒業となりました。

症状

• 歩く
• 走る
• 階段上り下り
• ジャンプ
• しゃがむ

で痛む状態。

原因

• 骨盤
• 背骨
• 腰の動き

のゆがみによる動きの悪さ。

膝自体の

• 筋肉
• 骨
• 皮膚

の歪み、かたさ。

結果

施術開始から、１８日後５回の施術でオスグッドによる痛みがほとんどなくなり、バスケをおもいきりできる状態になりました。

高校生のハードな練習に膝の痛みがついていけるかご心配されていましたが、無事に入学前に痛みが解消されて良かったです。

想大くんのようにオスグッドで１年間、下手するともっと長い年月痛みを感じている方も結構いますが、カラダが整えばオスグッドによる痛みは消滅します。