安静・リハビリ・トレーニング
病院で腰椎分離症と診断されると「安静」「リハビリ」「トレーニング」の指導をされます。
腰椎分離症が起きたばかりのときは、コルセットで骨がつくまで腰回りを固定し、安静にするように指導されるでしょう。
リハビリは、病院の施設で行われます。腰に電気をかけたり、マッサージや軽い運動です。
また、腰に痛みが出るのは腹筋・背筋が弱いからと、トレーニングの指導がはいります。
腰椎分離症と診断されお医者さんに指導される内容は、およそこういったことです。
私が言うリハビリとは、病院で行われるようなリハビリのことではありません。「腰椎分離症の正しいリハビリの仕方」のリハビリとは、腰椎分離症と診断されてから解消していくまでのことです。
骨はくっつかなくても大丈夫
腰椎分離症とは、腰の骨の疲労骨折です。
折れた骨がくっつかないことがあります。骨折してから月日が経っているからもう骨はくっつかない、と聞くと「もう腰の痛み一生なくならないのか・・・」とショックですよね。
でも安心してください。
骨がついていなくても痛みの出ていない人はたくさんいます。骨がくっついてる・くっついていないよりも、腰の骨が疲労骨折するほど負担がかかっていることの方が問題です。
腰にかかる負担を軽減すると、骨がくっついていなくても腰の痛みは出にくくなります。
筋力不足は腰の痛みの原因ではない
「腰に痛みが出るのは腹筋・背筋が弱いからだ」と良く聞きますね。
それって本当ですか?もし筋力不足が原因なら、スポーツ選手は腰痛にならないはずですよね・・・。しかし、腰椎分離症はスポーツしてる子どもはなりやすいです。
なにか矛盾していませんか?もちろん、腹筋・背筋は天然のコルセットと言われ、腰のサポートをしてくれます。腹筋・背筋を鍛えることは良いことです。
しかし、その天然のコルセットでサポートしきれなくなったので腰椎分離症が起きるのです。腰椎分離症の原因は、筋力不足でなく腰に負担をかける何か問題があります。
ですので、腰の痛みを我慢してまで腹筋・背筋を鍛えるのは症状が悪化する可能性があるので注意してください。
腰椎分離症の本当の原因は・・・
腰椎分離症の本当の原因は「ゆがみ」です。カラダがゆがんだ結果、腰に負担がかかります。
「ゆがみ」のある状態でスポーツで繰り返し、走る・ひねる・ジャンプするなどの動作で腰に負担がかかりすぎ疲労骨折するのです。疲労骨折しているから痛いのではなく、「ゆがみ」で疲労骨折するほど腰に負担がかかっていることで痛みを引き起こします。
腰椎分離症の原因は、筋力不足などではなくカラダの「ゆがみ」だったのです。
「ゆがみ」の対処法
「ゆがみ」はカラダの循環が低下することで起きます。生活習慣の乱れが循環を低下させ「ゆがみ」を起こすのです。
そのため、先ずしてあげると良いことは生活習慣の見直しになります。ここでいう生活習慣とは、
- 食事
- 睡眠
- 運動
の3つです。
食事は、カラダや血液の材料になります。お酒、ジャンクフード、おかし、ジュースの飲み過ぎ食べ過ぎは、良い血液をつくれません。それどころか内臓を疲労させ循環が悪くなり「ゆがみ」を引き起こします。
人は寝てる間にカラダを回復させます。睡眠時間が短かったり、夜中に寝て遅く起きるなど、不規則な睡眠ではカラダは回復できません。午後10:00〜午前2:00は睡眠のゴールデンタイムと呼ばれ、最も回復力が高まる時間です。
適度な運動も重要。筋トレや激しい運動ではなく、30分くらいの軽いウォーキング程度の運動でOK。循環を高めることが目的なので、心地良いくらいの運動が好ましいです。
カラダの状態を良くするために、これらの生活習慣を見直すことはとても大切なことになります。
整体で「ゆがみ」の調整をします
生活習慣をしっかり見直してあげると、カラダの状態は良くなり痛みの出にくいカラダになります。ただ全てをしっかり行うことは難しいですよね。
できたとしても問題が深い場合は、これだけでは良くなっていきません。
当院では、整体で「ゆがみ」を調整。検査でどこに「ゆがみ」があり腰に負担をかけているかを見つけ出し調整していきます。
腰椎分離症だから腰だけという施術ではなく、全身の調整です。整体で「ゆがみ」を調整し循環を高め、腰椎分離症による症状の解消を目指します。
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