野球肩とは、ボールを投げる動作から投げ終わったあとに肩が痛む症状のことです。
野球肩と名前は付いていますが、投げる動作のあるスポーツにも同様に起こります。
バドミントンのスマッシュやバレーボールのアタックなどですね。
- ボールが指先から離れる瞬間、投げる瞬間が痛い
- 投げ終わった直後が痛む
- 投げ始めは痛むが続けて投げていると痛みがなくなる
- 軽く投げるのは大丈夫だけど、全力で投げると痛い
- 肩が抜けるような感じがしてジンジンしびれが出る
- 服を脱いだり着たりするときに痛む
- 腕をあげるだけでも痛む
- 肩のツッパリ感がある
- 若いときに野球肩になり、今では塁間を投げるのが精一杯
あなたの野球肩が治らない理由
一般的な原因と対処法
一般的に言われている野球肩の原因には、
- 使いすぎ
- 肩の柔軟性の低下
- ケガによる痛み
などがあります。
これらに対する治療法としては、
- 運動制限
- 痛み止めの薬、注射
- シップ
- アイシング
- 筋力アップのためのトレーニング
- ストレッチ
- マッサージ
きっとあなたもこういった治療をしてきたと思います。
このページをご覧になっているあなたはおそらく、これらの治療をしてもあまり効果が出ていないと感じているのではないでしょうか。
もしそうであれば、これからもこれらの治療法での回復の見込みは少ないでしょう。
あなたの野球肩の原因は他にあるかもしれません
もしあなたの野球肩の原因が
- 使いすぎ
- 柔軟性の低下
- ケガによる痛み
であれば、今までの治療法で改善されているはずです。
もし1ヶ月や2ヶ月、運動制限(投球動作をしない)をしても、肩のストレッチやマッサージをしても投げる時に痛みが出るのであれば、あなたの野球肩の原因は他にあるかもしれません。
肩の痛みを起こしている原因から解消することで、あなたの野球肩は改善されます。
野球肩の本当の原因
野球肩の原因は肩にはありません
普通であれば、肩の痛みを感じれば肩だけの問題と考えますよね。
肩をストレッチしたりマッサージで痛みを解消しようとします。
でも、実は肩に野球肩を起こしている原因はありません。
なので、運動制限やストレッチ、マッサージで良くなったかなと思って久しぶりに投球しても、まだ痛みを感じる。
肩に原因がないので、肩を休ませたり柔軟性を高めるだけでは野球肩は解消されないのです。
本当の原因は「カラダのゆがみ」
運動制限やストレッチ、マッサージで良くならないあなたの野球肩の本当の原因は、「カラダのゆがみ」にあります。
カラダにゆがみがありバランスが崩れることで、肩に負担がかかり肩の血液の循環が低下します。
バランスが崩れた状態で繰り返し投球動作をすることで、さらに肩に負担がかかり野球肩は起きるのです。
野球肩になるきっかけとして、
- 使いすぎ
- 柔軟性の低下
は考えられますが、それが本当の原因ではないんですよね。
使いすぎや柔軟性の低下が原因であれば、毎日野球をしているプロ野球選手はみんな野球肩になってもおかしくないですし、プロ野球選手の中にも肩の柔軟性が低い選手もいるはずです。
「カラダのゆがみ」が起きるメカニズム
「カラダのゆがみ」は何が原因だと思いますか?
よく聞くのは、
- 姿勢が悪い
- 足を組む
- 重いカバンを肩にかける
などですよね。
でも、実はこれらは「カラダのゆがみ」の原因ではありません。
むしろ「カラダのゆがみ」が原因で、姿勢が悪くなる、足を組みたくなるということが起きます。
実は「カラダのゆがみ」の大元は、内臓の疲労です。
内臓が疲労するとカラダはゆがみます。
なぜ内臓が疲労するとカラダがゆがむの?
と疑問に思うかもしれせんが、お腹が痛むときをイメージしてください。
お腹が痛いときって、無意識に前かがみになりますよね?
あの姿勢です。
内臓(胃や腸など痛みのある部分)をかばうために、無意識にカラダをゆがませているのです。
これが他の内臓でも起こります。
内臓は消化吸収、呼吸、排泄、常に働いています。
日常生活のどこかで無理をすることで内臓は疲れ、それをかばうためにカラダはゆがみます。
これが「カラダのゆがみ」のメカニズムです。
自分でできる野球肩の対処法
今すぐできる2つのセルフケア
- じゅうぶんな睡眠
- カラダをあたためる
まずは、この2つをしっかり行いましょう。
人は寝ることでカラダを回復します。
睡眠不足ではカラダの細胞は回復しません。
早寝を意識して7時間くらいは睡眠をとりましょう。
次に、カラダをあたためることも重要です。
あたためることで血液の循環が良くなり筋肉はゆるみます。
湯船に浸かったり、カイロを貼るなどしてあたためましょう。
また、飲み物や食べ物でもカラダをあたためることが大事です。
冷たいも飲み物や食べ物はカラダを内側から冷やします。
カラダの外側だけをあたためるのではなく、飲み物や食べ物にも注意してカラダの内側からあたためましょう。
痛みのある肩だけでなく、カラダ全体を整えることで野球肩は改善されます
今回お伝えしてきましたように、薬を飲んだり、運動制限をしたり、ストレッチやマッサージをしても改善されなかったあなたの野球肩は、カラダ全体を整えることで改善されます。
野球肩の原因は内臓疲労から起こる「カラダのゆがみ」です。
崩れたバランスは、ゆがみを整えるだけでなく睡眠やあたために注意することで改善されます。
肩が痛いから、と肩だけでなくカラダ全体をみることが大切です。
お電話ありがとうございます、
湘南台ゆがみ改善整体院でございます。