病気は誰かの肩代わり

整体師をやっている傍ら、

「がんサバイバーREO」というアカウント名でインスタやYouTubeで活動してます。

 

僕は今から約10年前、27歳の時に大腸癌ステージ3と診断され、肉体的にも精神的にもどん底でした。

今では、そこから乗り越えてきた経験やどうやって心が楽になったかを伝えています。

僕がどん底から乗り越えてきた経験を発信することで、一人でも多くの方が勇気づけられ、自分の人生を取り戻す助けになれればと思っています。

https://youtube.com/@reo5276?si=vibgsP5dMZnx62XV

癌になったことを積極的に考えた

今日は「自分が病気になったのは誰かの肩代わりをしている」と考えたら心が少し楽になった時のお話をします。

これは人によって そう考えられる人とそうじゃない人に分かれると思いますし、こうやって考えたからって 心が楽にならない人もいると思うので、 参考にできる人は参考にしてみてください。

 

僕は27歳で大腸癌と診断されて、手術して抗がん剤して、心がずっとしんどかったんですが、その中でも 自分が27歳で大腸がんになった 意味というのを積極的に考えるようにもしていました。

その中の1つに、 僕が大腸がんになることで 同世代の人たちを救っていると考えることでした。

乗り越えられる人しか癌にならない

当時の詳しい数字は忘れましたが、 今ネットで調べると、 20代で大腸がんになる場合というのはほとんどなく、 国立がん研究センターのがん統計データによると 、20代の男性が10年以内に 何かしらのがんと診断される確率はわずか 0.3%ということです。 

この数字の考え方が合っているのかわからないけど、1000人に3人 しか 癌にならないということです。

1万人なら30人、10万人なら 300人しか癌にならない。

 

逆を言うと、 自分が癌になることで、残りの何百人、 何万人、 何十万人の人たちが癌にならないように自分が 救ったんだと、ヒーローになったかのように考えるときもありました。(笑)

そう考えることで、気持ちが楽になることがありました。

 

もちろん 「なんで自分が?」と考えることもあったし、 その逆に、「自分だから癌になった」と考えるようにもしていました。

 自分だから、自分は乗り越えることができるから、  神様が同世代の他の人じゃなくて自分を癌にさせたんだ、と。 

 

悲観的に考えない

そう考えると癌に対して、ネガティブな捉え方ではなく、 ポジティブに 向き合えていました。

 何で自分がとか、現状に悲観していても何も変わらないし、 むしろ 悪い方向に向かってしまうような気がして、どうしたら 前向きに考えられるかということを常に考えている中での 一つの考え方でした。

 

どうしても悲観的に考えてしまう時間は多かったんですが、 悲観的に考えて 現状がどんどん良くなっていくなら いいんですが、どうしても良くなっていくとは 感じられなかった。

 悲観的に考えるとどんどん落ち込んでいくし、 体も弱っていくように感じていました。

 だからどうしたら気持ちが前を向けるか、そればっかり考えていました。

心を強く持つ

現状に悲観せずに、受け入れて、どうしたら気持ちが前向きになれるか。

病気になっても病人になるな、です。

心まで病む必要はないですよね。

 

身体が病気になっても、心は健康で良い。

そう思って、どうしたら気持ちが前向きになるかを常に考えていました。

癌になったことは、身体の問題よりも、心の問題だなと常に思っていました。

 

その中で、 自分が癌になることで 他の人を 救っているのかもしれないと考えることは、 僕にとって大腸がんになったことを前向きにとらえられる考え方でした。

しんどい渦中にいる時はなかなかそんな風に考えるのは難しいと思いますが、しんどいしんどいと思ってもしんどいが続くだけだと思うので、 何かを少し変えてみると心が変わっていくかなと思います。

ぜひ、参考にしてもらえば幸いです。

湘南台ゆがみ改善整体院