不安や恐れを解放したいなら、不安や恐れを受け入れる

こんにちは湘南台ゆがみ改善性整体院の古谷です。

整体院をやっている傍ら、

「がんサバイバーREO」というアカウント名でインスタやYouTubeで活動してます。

 

僕は今から約10年前、27歳の時に大腸癌ステージ3と診断され、肉体的にも精神的にもどん底から乗り越えてきた経験やどうやって心が楽になったかを伝えています。

僕がどん底から乗り越えてきた経験を発信することで、一人でも多くの方が勇気づけられ、自分の人生を取り戻す助けになれればと思っています。

軽く自己紹介

僕は 現在38歳で、27歳の時に大腸がんステージ3と診断されました 。

手術して抗癌剤をやってから 11年が経って、大腸がんは完治ということになっています。

 この11年の間に結婚して、3人の子どもと共に元気に過ごしています。

 

癌と診断されてから 抱えるようになった不安とか恐れといったものを、いかにして 解放していったか、心が楽になっていたかというのと、 同じように癌で苦しんでる人を勇気づけたいという思いで発信しています。

 今日は、僕が癌と診断されてから手術をして抗がん剤を始めて3ヶ月ぐらい経った時に、抗がん剤の副作用から身体がしんどくなってメンタルが崩壊していったんですけど 、そのメンタル崩壊からどうやって立ち直ったかについてお話ししていきたいと思います。

抗がん剤中にメンタル崩壊

 メンタル崩壊 っていうのが どんな感じだったか って言うと、僕の場合はもうとにかく「不安」でした 。

また再発するんじゃないか、

死ぬんじゃないか 、

仕事はどうなるんだろう、 

結婚はできるのかな、 

子どもはできるのかな 、とか。

とにかくそういった 不安で、不安でしょうがなくって、不安に押しつぶされそうになっていました。

 

 不安で眠れない日もありましたし 、外を歩いてて人とすれ違うと 、もう 動悸が止まらないみたいな時もありました 。

自分は27歳で大腸がんをやって不健康な状態なのに、例えば 60歳とか70歳ぐらいの方とすれ違うと 、あの人たちは60歳とか70歳まで生きることができたんだ凄いなあ、っていう思いに駆られて呼吸が苦しくてドキドキするような感じになってました。

 

 すごくつらい状態っていう日が 数日あったの と、 あとは人とすれ違うと 動悸がするとかすごい ひどい状態っていうのは  1週間とか2週間ぐらいで消えて行ったんですけど、 基本的に不安をずっと抱えてるような状態っていうのが1ヶ月とか2ヶ月とか 続いてるような状態でした 。

一つの本との出会い

それで 、そんな不安をなんとかしようと思っていたんですが 、これは僕の考え なんですけど薬とかを飲んでも、不安薬とか睡眠薬とか飲んだところで、まあ何も解決しないだろうな っていう考えがあったので 、僕は自分で治そうと思いました。

 そこで何をしたかって言うと 、カウンセリングの人に話を聞いてもらったりとか、友人に話を聞いてもらったりとか、あとはたくさんの本を読んでました。

 心理学とか自己啓発系の本を読んでました。

 

その中である 本との出会いが、僕のその不安っていうのをガラッと 180度変えてくれるようになりました 。

その本っていうのは当時 カウンセラーだった 心屋仁之助 さんていう方が書いた「 望んでいるものが手に入らない本当の理由」という本でした 。

その本には望んでいるものが手に入らない時 、対局にある 欲しくないものを拒んでいるからだ、ということが書いてありました。

 

 どういうことかって言うと僕の場合は、

・健康が欲しいとか

・命が欲しいとか

・結婚したいとか

・子どもが欲しいとか

・仕事ができる 身体が欲しいとか

 

そういった 欲しいものがたくさんあったんですけど 、

その逆 の 欲しくないもの、

・再発するかもしれないとか

・死ぬこととか 

・仕事できないこととか

・結婚できないこと 

こういった 欲しくない物の拒絶に、心を奪われているような状態でした。

 

それで、 この本には そういった 欲しくないものを拒んでいるから、 欲しいものが手に入らない 。

逆に欲しいものを手に入れたいなら、この欲しくないものっていうのを先に手に入れる(受け入れる)ことが大事だということが書いてありました。

 

つまり僕の場合は、

・再発をすること

・死んでしまうこと

・結婚できないこと 

・仕事できないこと 

・子どもできないこと 

こういったことを先に受け入れましょう、ということです。

 

それで 、僕はこれを読んだ時に衝撃で、不安に潰されそうになっていた心がフッと軽くなりました 。

今まで嫌だ嫌だ 、と拒んでいたことで心が苦しくなっているんだなって事に気づきました。

不安や恐れを受け入れる作業

そこでやったのは 、その欲しくないもの を受け入れること。

・再発してもいいや 

・死んでもいいや、というか人はいつか死ぬよな

・結婚できなくてもしょうがない 

・子どもができなくてもしょうがない 

・仕事ができなくてもしょうがない

そういった 欲しくないものを受け入れるってことをしていきました。

 

それで 、これはざっくり言うと 『もう自分の人生は不幸でもしょうがない や』ということを受け入れたんですけど、受け入れた瞬間に心がふっと軽くなって、逆に前を向いて生きていく勇気っていうのが出てきました。

なぜなら、

・病気が再発することがもう怖くなくなったし 、

・死んでしまうことが怖くなくなったし、

・結婚できないことや 、

・子どもができないことも、

・仕事ができないことも怖くなくなってしまったので、

 じゃあこの後どうしようか って言った時に、「どうせ人はいつか死ぬんだからやりたいことをやろう」っていう気持ちになりました。

 

僕にとってはこの欲しいものの対極にある、 「 欲しくないものを先に受け入れる」ことは 僕の心をとっても軽くしてくれました 。

いま不安や恐れでいっぱいのあなたも大丈夫

いま癌になって苦しんでいる人にとって 、そういった死ぬこととか再発することとか不幸であることを受け入れるって言うのは、なかなか 簡単なものではないと思うんです。

けど、心が苦しくて苦しくてしょうがなくなっているのであれば、

・マイナスを受け入れる

・ 欲しくないものを受け入れる

ということをしてみてもらうと 心が軽くなるんじゃないかなと思います。

 

やはり 個人差はあると思うので、もし この欲しくないものを受け入れようとした時に心が重くなるであれば 、やめたほうがいいと思います。

 少しなんか軽くなるような感じがあるのであれば、ぜひやってみてもらえれば どんどん心が軽くなっていくと思います。

 

 僕はこの方法で、つらかった思考から、本当に180度真反対に、前向きな思考に変わったぐらい僕は楽になりましたのでシェアさせていただきたいと思います。

 何か参考になれば幸いに思います。

 

 いま不安でいっぱい恐れでいっぱい、っていう方の心が少しでも軽くなったらいいなと思ってます。

最後までご覧いただきありがとうございました 。

湘南台ゆがみ改善整体院