『5年生存率』はまやかし

こんにちは湘南台ゆがみ改善性整体院の古谷です。

整体院をやっている傍ら、

「がんサバイバーREO」というアカウント名でインスタやYouTubeで活動してます。

 

僕は今から約10年前、27歳の時に大腸癌ステージ3と診断され、肉体的にも精神的にもどん底から乗り越えてきた経験やどうやって心が楽になったかを伝えています。

僕がどん底から乗り越えてきた経験を発信することで、一人でも多くの方が勇気づけられ、自分の人生を取り戻す助けになれればと思っています。

今回は「5年生存率」について僕なりの考えを伝えたいと思います。

5年生存率

僕が大腸癌ステージ3になってから苦しめられていた言葉の一つに 5年生存率 っていうものがありました。

これは癌になった人が5年後も生きている 確率になるんですけど、

大腸がん ステージ3a だった 11年前、当時僕の5年生存率は60%ぐらいでした 。

 

この5年生存率 っていう言葉にすごい 苦しめられたんですが 、

まあ手術をして抗がん剤をやっても5年間 再発していなければ完治という風に言われていました 。

そして5年後 生きてる確率は60%ぐらいということでした。

この言葉に苦しめられた

僕はこの言葉にすごい 苦しめられました。 

癌って手術して抗がん剤をやったら終わりではないんだ、その後 5年間も再発とかなくてやっと完治になるんだ、っていう時間の長さにも絶望しましたし 、

5年後 生きてる確率が100%ではなく 60% なんだということにも絶望しました 。

 

当時僕は27歳だったので 、5年っていうと32歳になるまで 再発とかがなければ完治っていうことで、ずいぶん長いなという印象と、それまでは なんかこう 安心できないなっていう、その思いでずっと苦しかったです 。

5年生存率がまやかしだと気づきました

その5年生存率 っていうことを聞いてから4~5ヶ月ぐらいは苦しんでいたんですけど、

よく考えたら自分は5年後で生きてる確率って60%ってのはよくわかんないなっていうことに気づきました。

っていうのも 自分が 5年後に生きてる確率は0か100%だよな ってことに気づいたんですよ 。

 

そうした時に 5年後 生きてる確率は 自分が大腸がんになったから 0か100%になったわけじゃなくて、

生きている人 すべてが 0%か100%だってことに気づいたんですよ。

 

僕はその大腸がんという病気になったことで死を意識させられるようになりましたけど 、

がんじゃなくても健康に生きてる人だって 5年後 生きてる確率っていうのは 0%か100%なんですよね 。

 

もしかしたら 明日 急に死ぬかもしれない 。

交通事故が起きたりとか地震が起きたりとか事故とか自然災害とかまあそういったものでも人って死ぬ じゃないですか 。

僕はそれに気づいた時に心が軽くなって 、この5年生存率 っていう言葉から解放されました 。

 

だから今 闘病中で 、この5年生存率という言葉に苦しめられてる人は安心してもらいたいなと思います。

5年後生きている確率は0%か100%

5年生存率 っていうのはただの数字でしかないので、どんな人も 5年後 生きてる確率は0%か100%です。 

これは癌になった人だけじゃなくて健康に生きてる人の5年生存率も0%か100%。

 

癌と診断されて 闘病してる人も 5年後 生きてる確率は0%か100%。

なので この5年生存率 っていう言葉に影響されなくされないでください 。

あなたが 5年後 生きてる確率は0%か100%です。

湘南台ゆがみ改善整体院