こんにちは湘南台ゆがみ改善性整体院の古谷です。
整体院をやっている傍ら、
「がんサバイバーREO」というアカウント名でインスタやYouTubeで活動してます。
僕は今から約10年前、27歳の時に大腸癌ステージ3と診断され、肉体的にも精神的にもどん底でした。
今では、そこから乗り越えてきた経験やどうやって心が楽になったかを伝えています。
僕がどん底から乗り越えてきた経験を発信することで、一人でも多くの方が勇気づけられ、自分の人生を取り戻す助けになれればと思っています。
四苦八苦
お釈迦さんの言った四苦八苦ていう言葉をご存知でしょうか?
ほとんどの方が聞いたことがあると思うんですけど、この四苦八苦という言葉は4つの苦しみと、さらにもう4つの苦しいことで全部で8つの苦しみが、生きていると起こると言われています。
四苦とは、生・老・病・死の4つで、そのまま
生きること、
老いること、
病気になること、
死ぬこと。
八苦はそれプラス、
愛別離苦、愛する人と別れること、
怨憎会苦、憎んでいる人とも会わないといけないこと、
求不得苦、求めても得られないこと、
五蘊盛苦、自分の心や自分の身体すら思い通りにならないことの苦しみ、
という8つの苦しみがあると言われています。
思い通りにいかないことを受け入れる
この四苦八苦の苦というのは、苦しみというよりも、「思い通りにいかないこと」っていう意味があるみたいです。
つまり生・老・病・死、
生まれること、誰のもとに生まれたいとか、裕福な家庭に生まれたい、容姿端麗で生まれたいと思っても思い通りにすることはできない、
老、老いることもどうにもならないし、
病、病気になりたくないと思ってもなってしまうし、
死、死にたくないと言っても人はいつか死ぬし。
思い通りにいかないものを思い通りにしようとするから、人って苦しむんだと思います。
実際に僕も、大腸がんと診断されてしばらく心が苦しかったんですが、それはこの思い通りにいかないことをなんとかしようと思っていたからだと最近になって気づきました。
再発したらどうしようとか、
死んじゃったらどうしようとか、考えていたのですが、
そんなことを考えていても思い通りにいかないことなので、悩んでもしょうがないなと思ったんです。
そこで当時は、そうなっちゃってもしょうがないかと諦めたというか、受け入れたんですけど、やっぱりその受け入れた瞬間から心が楽になって、前に進む勇気っていうのが湧いてきました。
どうしても癌という病気になると、死とかを意識させられるとは思うし、
どうしても、
治したいとか、
どうしてうまくいかないんだろう、
どうして治らないんだろうとか、
死んじゃうのかなっていう怖さとか、
色々あるとは思うんですけど、それを望むことで良い方向にいくならいくらでも望めば良いと思います。
実際に、それを望んだことで手に入ったという人もいると思います。
でも逆に、望んでいるのに苦しくなってしまう、気分が落ち込んでいってしまうという方に関しては、この思い通りにいかないっていうことを受け入れてしまった方が楽になるかなと思います。
治りたい治りたいと思っても、治らない現実もあると思うし、生きたいと願ってもいつまで生きられるかわからないっていう怖さもあると思います。
でも、その病気が治るとか、いつ死んでしまうかとかは、誰にもわからないし、誰にも思い通りにすることはできないと思います。
だから、思い通りにいかないことで悩むんじゃなくて、思い通りにいかないことを受け入れてしまった方が心は楽になるはずです。
僕はそうやって、再発することとか、死ぬこととか、自分で思い通りにいかないことを先に受け入れたら、どんどん気持ちが楽になって、どんどん人生が好転していきました。
なので、この思い通りにいかないことを受け入れるってのいうのは、とても大事なことだと思います。
いま、思い通りに、望み通りにかなくて苦しんでいるのであれば一旦、この思い通りにいくことと、思い通りにいかないことを分けて考えてみて、
思い通りにいかないことは悩まない、しょうがない、と受け入れてみると良いと思います。
ぜひやってみてください。
お電話ありがとうございます、
湘南台ゆがみ改善整体院でございます。