知っておきたい坐骨神経痛の『薬』の知識

腰痛は腰や背中、おしりに痛みや張りが起こりますが、坐骨神経痛はおしりや太もも、ふくらはぎ、すねに痛みやしびれ、つっぱり感やダルさなどが出ます

 

坐骨神経痛は腰から足にかけて伸びている「坐骨神経」がなんらかの原因によって刺激されることで起きる痛み・しびれのことです。

 

多くの場合、腰の痛みが続くことで悪化して坐骨神経痛が生じます。

こんなお悩みありませんか?

  • 腰からおしりにかけて痛みとしびれがある
  • ちょっと動いたりするだけで、足の付け根を中心におしり、膝の裏が痛む
  • 腰、ふくらはぎとすねが痛みとおもだるく、夜寝るにも歩くにもつらい
  • ふくらはぎから下のしびれ
  • 歩くときフワフワして足に力がはいりにくい

一般的な坐骨神経痛の知識

  • 薬物療法(痛み止め、筋弛緩剤など)

病院に行くと必ずと言って良いほど、「痛み止め」「筋弛緩剤」などの薬が処方されます。

実は、薬はその場しのぎの痛みを麻痺させるもので、坐骨神経痛の治療にはなりません。数ヶ月も薬飲んでいる場合は、副作用で胃や肝臓にダメージを受けているので、注意してくださいね。

  • 牽引療法

病院では背骨を伸ばすけん引療法もしてくれます。

ただ、けん引療法が腰痛や坐骨神経痛に効くという証拠はないようです。実際に当院の患者さんでも、けん引療法をした方はいらっしゃいますが効果が感じられないといった声を聞きます。

  • コルセット

腰のサポートをしてくれるコルセットをつけると楽になる場合があります。

ただ、コルセットは腰のサポートをしてくれますが、坐骨神経痛の原因の改善にはなりません。コルセットをしていると楽だからと、仕事やスポーツをして腰に負担をかけると、腰痛や坐骨神経痛は悪化しますので気をつけて下さいね。

  • 手術

腰椎椎間板ヘルニアや腰椎分離・すべり症が原因で、坐骨神経痛の症状が強い場合には「手術」をすすめられることがあります。

  • マッサージ

マッサージをする人もいますが、背骨に問題がある状態で腰へのマッサージをすると腰痛、坐骨神経痛は悪化しますの気を付けてくださいね。

薬の効果を知らずに飲んでいませんか?

痛み止めの薬の効能

簡単にいうと神経を麻痺させて痛みを感じにくくさせます。

神経の働きをにぶらせ痛みを感じなくさせているのです。

また、痛み止めの薬は痛みを抑えるだけでなく炎症の抑制や解熱の役割もあります。

 

痛み止めの薬は、その言葉通り痛みを止めるものです。

カラダの痛みは、

①「受容器から生じる痛み」として物理刺激と化学刺激があります。

物理刺激は強い温熱や寒冷など外的な刺激、化学刺激はブラジキニンやプロスタグランジンという内因性発痛物質によるものです。

 

肩こりや腰の痛みの多くは、この発痛物質が関係しています。

カラダに何らかの刺激が加わり発痛物質が生じ肩こりや腰痛を感じます。

 

②「神経伝導路で生じる痛み」

いわゆる神経痛です。

神経のどこかに刺激が加わることで痛みを起こします。

坐骨神経痛や、腕の痛み痺れなどです。

 

③「中枢で生じる痛み」

脳や脊髄などの刺激で起きる痛み。

強い不快感や激しい痛みになります。

これらは坐骨神経痛を感じているあなたにはあまり関係ないかもしれません。

 

あなたが使用している痛み止めの薬、ロキソニンやリリカといったものは、これらの発痛物質や神経の働きを抑制させて痛みを止めるものです。

 

薬で坐骨神経痛の原因を治療しているわけではありません

一般的には、痛み止めの薬を飲めば「坐骨神経痛は治る」と思いますが、実はそうではないのです。

あくまでも痛み止めは痛みを止めているだけで坐骨神経痛の原因を治しているわけではありません。

 

わかりやすく火災報知器で例えますね。

火災報知器は建物の中で火事が起きた場合、なんらかのサイレンで火事で起きたことを知らせてくれますよね。

 

これをあなたのカラダに例えると、火災報知器が起きたことを知らせてくれるサイレンはカラダの「痛み」。

サイレンを引き起こしている火事は、坐骨神経痛の「原因」。

 

勘の良い方はもうお気付きですよね?

 

痛み止めの薬というのは、火災報知器でいう「火事が起きてます!」というサイレン(痛み)だけを止めている状態。

消火しているわけでなはいので、火(坐骨神経痛の原因)はどんどん大きくなります。

 

痛み止めでカラダの痛みというサインを止めて、坐骨神経痛を引き起こしている原因はどんどん大きくなっている状態。

当然痛みはどんどん強くなるので薬の量を増やしたり、より強い薬を飲まないと効かなくなってくるのです。

 

痛み止の薬を誤魔化すのではなく、あなたのカラダの声に耳を傾けてあげてください。

薬の副作用

薬には必ず副作用があります。

ロキソニンなどの痛み止めの薬は強い刺激の薬なので、胃や肝臓に負担がかかりすぎるのです。

ロキソニンなどと一緒に胃薬が出たり食後に服用するのはそのためです。

 

ですので痛み止めの薬を常用している人は要注意です。

湘南台ゆがみ改善整体院の患者さんでも、当院に治療に来る前に薬を毎日飲み続けた結果、胃を壊し入院した、という方もいらっしゃいました。

 

それだけ薬というのは副作用が強いのです。

薬を飲むと逆効果 !?

先ほど痛み止めの薬というのはお痛みを止めているだけで、坐骨神経痛を治しているわけではない、とお伝えしました。

 

薬を服用して坐骨神経痛が治らないだけならまだ良いのですが、薬を服用することで悪化することがあります。

 

なぜかというと、痛みが弱いうちは薬の効果で痛みが和らぐので薬の効果が出ているあいだはいつもどうり動けてしまいます。

いつも通り動くことで腰や足への負担がかかりすぎ、薬の効果が切れたときには薬を服用する前よりも状態が悪化し痛みが強くなるのです。

 

重度の坐骨神経痛でなければ、ある程度我慢すれば動けてしまうので動いてしまいますが、これが足の骨折だとしたらどうしますか?

 

骨折しているのに痛み止めで痛みを麻痺させて歩くと、当然薬が効れた時には悪化していて痛みは強くなりますよね。

 

これは坐骨神経痛も同じなのです。

骨折であれば骨がつくまで安静にして、骨に負担がかからないようにしますよね。

坐骨神経痛も骨折と同じように痛み止めで誤魔化すのではなく、坐骨神経痛を起こしている原因を解消して負担のかからないように生活することが大切です。

 

また、薬は内臓への負担も大きいですから内臓も疲労します。

内臓が疲労すれば、それをかばうようにカラダはゆがみ、さらに腰や足に負担がかかり坐骨神経痛は治りづらくなります。

そのため、痛み止めの薬を飲むことで坐骨神経痛が悪化する可能性があるのです。

薬以外にできるセルフケア

しっかり寝る

人は寝てる間にカラダを回復させます。

睡眠時間が短かかったり不規則な睡眠では、じゅうぶんな睡眠がとれず坐骨神経痛も回復しません。

 

湘南台ゆがみ改善整体院では、まずどんな症状でも睡眠をしっかりとるようにアドバイスします。

あたためる

しっかりとカラダをあたためます。

湯船につかったり、カイロなどであたためてあげるのも効果的です。

 

湘南台ゆがみ改善整体院に来られる患者さんでも、「けっこうカラダは温めてるんです!」という方がいらっしゃいますが、お話しをお聞きしていると意外なところでカラダを冷やしている方が多いです。

 

例えば、食事や飲み物。

冷たいものの飲みすぎや食べ過ぎはカラダを冷やします。

また、生野菜や果物、アルコール、コーヒーなどもカラダを冷やす原因になります。

 

坐骨神経痛を解消するには、カラダの外側と内側からあたためることが重要です。

 

湘南台ゆがみ改善整体院に来られる患者さんには、まず以上の2つのことをお伝えします。

セルフケアをしていただくよりも、まずこれらのことをしていただくことの方が重要だからです。

 

 

これで「知っておきたい坐骨神経痛の薬の知識」についてお話しを終わりにさせていただきます。

ご参考になれば幸いです。

 

もしあなたが、シップや痛み止めの薬・注射をしても坐骨神経痛が治らずに、

仕事をしていてもつらい、子どもの抱っこや授乳がつらい、家事ができないとお悩みでしたらお気軽にご相談くださいね。

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