ガンコな肩こりの本当の原因

ガンコな肩こりの本当の原因

現代の日本では国民病と言われるくらい、肩こりに悩まされている方がたくさんいます。

シップやあたためたりマッサージ、いろいろな対処をしているけどなかなか良くならない。肩こりが悪化して頭痛、めまい、吐き気などの症状も出てきて薬が手放せない。そういった症状で悩んでいる人が非常に多くいます。

今までもきっと肩こりの原因を調べて対処してきましたよね。パソコン、スマホの操作がよくない、姿勢が悪い、冷やすのがよくない。「肩こりを解消するためにいろいろしてきたけど、なかなか良くならない。」とお悩みの方の参考になればと、「ガンコな肩こりの本当の原因」についてお話ししていきます。

一般的な肩こりの原因

  1. 長時間同じ姿勢をしている
  2. パソコンやスマホの操作時間が長い
  3. 目の疲れ

現代ではパソコンやスマートフォンが普及し、操作時間が非常に増えました。街を歩いていても、スマホを見ながらうつ向いて歩いている人が非常に多いですよね。

また、パソコンの姿勢は前かがみになり画面を覗きこむような姿勢になるので、どうしても首や肩に負担はかかります。長時間同じ姿勢でいると筋肉は硬くなり、こりや痛みを生じるのです。

さらに目の疲れは、首や肩の血液の循環を低下させこりの原因の一つになります。パソコンやスマホの操作で、長時間同じ姿勢をしていると、どうしても肩に負担がかかり、肩こりは起きるのです。

でも、同じようにパソコンやスマホの操作をしていても肩こりにならない人もいませんか?

肩こりを引き起こす本当の原因

肩こりというといっけん肩が問題なんでしょ、と思いますが実は違うんです。多くの場合で、痛みやコリがあるところに問題はありません。肩こりの原因は肩にないのです。

肩こりの本当の原因は、カラダの「ゆがみ」。カラダがゆがんだ結果、肩に負担をかけ肩こりを引き起こしています。

もちろんパソコンやスマホの操作でうつむいてる時間が長いと、肩に負担をかけ肩こりは起きやすくなる。でも、同じようにパソコンやスマホの操作をしているのに肩こりを感じない人もいますよね。そういった方は「ゆがみ」が少なく肩に負担がかかりにくい。

「ゆがみ」が強い人は肩に負担がかかりやすく、循環が悪くなる。肩の筋肉にじゅうぶんな栄養が行き渡らないので、筋肉は硬くなりコリを引き起こします。

これが肩こりを引き起こす原因です。

マッサージした翌日には戻っていませんか?

肩こりがひどくマッサージに行く人も多いですよね。もんでもらったときは気持ちよくて楽になるけど翌日にはまた元に戻ってる、なんて経験ありませんか?

そういった経験をしたことがある方は、カラダに「ゆがみ」がある状態です。カラダに「ゆがみ」がある状態で肩をマッサージして筋肉をゆるめても、またすぐに戻ってしまいます。

例えば猫背をイメージしてください。背骨は前かがみになり肩は前に出て、頭も前に出る姿勢。これは「ゆがみ」です。この姿勢では肩や首、腰に負担がかかりそうですよね。この姿勢のまま硬くなった肩の筋肉をマッサージでゆるめる。もむと血液の循環が良くなるので、そのときは筋肉がほぐれて楽になります。でも、猫背の姿勢は良くなっていないままなので、時間が経つとまたもと通りに肩の筋肉は硬くなる。

これがマッサージしてもらった直後は良いんだけど、すぐに戻ってしまうメカニズムです。するべきことは、肩の筋肉だけをゆるめるのではなく、猫背の姿勢のような「ゆがみ」を改善することです。

「ゆがみ」を調整しましょう

ガンコな肩こりの「ゆがみ」を改善するのは、専門家に任せた方が安全で早く良くなります。ですが、その前に自分でできることがあります。肩こりがなかなか良くならないとお困りでしたら、これからお伝えする対処法をぜひ試してみてください。

対処法は3つ

  1. 食事
  2. 睡眠
  3. 運動

「え?そんなこと?」と思うかもしれませんが、この3つは肩こり改善のために非常に重要です。この3つのバランスが崩れていると、カラダの循環は悪くなりカラダはゆがみます。

それでは対処法をお伝えしていきますね。

先ず食事、野菜を中心としたバランス良い食事をとりましょう。暴飲暴食やお酒、おかし、ジャンクフード、ジュース、甘い物の食べ過ぎ飲み過ぎは内臓を疲労させます。内臓が疲労すると血液の循環は低下し「ゆがみ」を起こすのです。

次に睡眠。人は寝てる間にカラダを回復させます。通常は1日の疲れを寝ることでリセットし、次の日もまた元気に活動できる。睡眠不足や寝る時間が遅い、起きる時間が遅いなど不規則な睡眠では体は回復できません。疲労がどんどんたまり肩こりを悪化させます。

午後の10:00〜午前2:00は睡眠のゴールデンタイムと呼ばれ最も体が回復する時間帯です。午後10:00に就寝はできないとしても、できるだけ早めに寝てあげましょう。

最後に運動。適度な運動は血液の循環を高め、肩こりを解消してくれます。すごく疲れるような激しい運動は逆効果。30分くらいのウォーキング程度の心地よい運動でじゅうぶんです。

以上、ガンコな肩こりの原因と対処法についてお話しさせていただきました。食事・睡眠・運動に気をつけて、肩こりを解消しましょう。

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